「よし、作ろう」と思ったタイミングで、冷蔵庫を開けたら…バターがない。 そんな経験、ありませんか?
お菓子作りや料理を始める前って、ちょっと気持ちが乗っている分、そこでつまずくとガクッときますよね。「今から買いに行くのも面倒だな」「今日はもうやめようかな…」なんて、予定そのものを変えたくなってしまうこともあると思います。
慌てて買いに行くのも大変だし、今から献立や作るものを考え直すのも、正直ちょっと気が重いですよね。でも、そんなときこそ深呼吸して大丈夫です。 実は、バターは植物性油で代用できて、しかも分量の目安は“60%”と覚えておくだけで、失敗しにくくなるんです。
「油で代用できるって聞いたことはあるけど、どれくらい入れたらいいの?」 「同じ量じゃダメなの?」 そんなふうに迷ってしまう方も多いはず。
この記事では、料理やお菓子作りが得意じゃなくても安心できるように、 「なぜ60%なのか」「どう使えば失敗しにくいのか」を、できるだけ専門的な話は省いて、ブログ感覚でやさしく順番にお話ししていきますね。
読み終わるころには、 「バターがなくても、これなら大丈夫そう」 そう思ってもらえたらうれしいです。
バターは植物性油の【60%】に置き換えれば失敗しにくい
まずは結論からお伝えしますね。 バターを植物性油に置き換えるなら、分量は約60%を目安にするのが安心です。
「え、同じ量じゃダメなの?」と、ここで少し不安になりますよね。 実はこの“分量”こそが、仕上がりを大きく左右するポイントなんです。
バターと植物性油は、同じ“油脂”でも中身がまったく同じではありません。そのため、同量で置き換えてしまうと、思っていたよりも油っぽくなったり、食べたときに重たく感じてしまうことがあるんですね。
でも安心してください。 ここでご紹介している60%という目安を意識するだけで、ベタつきや重さといった失敗はかなり防げます。
細かい計算が苦手でも、「ちょっと少なめにするんだな」くらいの感覚で大丈夫。 まずはこの60%を基準に考えてみると、気持ちもずいぶんラクになりますよ。
1分でわかる置き換え早見表
計算が苦手でも大丈夫です。 お菓子作りや料理って、材料を量るだけでも少し緊張しますよね。そんなときに、いちいち電卓を出さなくてもいいように、よく使う量だけ覚えておけばOKな早見表にしてみました。
まずは、家庭で出番の多い分量から見ていきましょう。
- バター50g → 植物性油 約30ml
- バター100g → 植物性油 約60ml
- バター30g → 植物性油 約18ml
こうして見ると、「思っていたより少なめなんだな」と感じませんか? これが、同量で置き換えると油っぽくなりやすい理由でもあります。
きっちり量らなくても、**ざっくり「バターの量 × 0.6」**と覚えておくだけで大丈夫。 少し前後しても大きな失敗にはなりにくいので、 「このくらいかな?」と気負わず使ってみてくださいね。
なぜ同量置き換えは失敗するのか
バターと植物性油は、見た目はどちらも「油」なので、つい同じ感覚で使ってしまいがちですよね。でも実は、中身をよく見るとまったく別ものなんです。
バターを同じ量の油に置き換えてしまうと、
- 油っぽくなる
- 生地が重くなる
- しっとりを通り越してベタベタ
といった失敗が起こりやすくなります。
これは、「入れすぎてしまった」というよりも、油の性質の違いを知らずに使ってしまったことが原因なんですね。
バターには水分や空気が含まれている分、見た目の量よりも実際の脂の割合は少なめです。一方で植物性油は、ほぼすべてが脂なので、同量を入れるとどうしても脂が多くなりすぎてしまいます。
その結果、食べたときに「ちょっと重たいな」「口の中に油が残る感じがするな」と感じやすくなるんです。
同量で置き換えて失敗してしまった方は、決して料理が下手なわけではありません。次は分量を少し控えめにするだけで、仕上がりはぐっと変わりますよ。
60%が「家庭向けベストバランス」な理由
ここでお伝えしている60%という数字は、プロ向けの細かい計算から出したものではありません。 あくまで、毎日の家庭料理やおやつ作りで「失敗しにくい」「扱いやすい」と感じやすいラインとして考えた目安なんです。
料理本や専門書を見ると、もっと細かい数字や理屈が書かれていることもありますが、正直なところ、忙しい毎日の中でそこまで気にするのは大変ですよね。 その点、60%という数字なら、「ちょっと控えめにする」くらいの感覚で使えるので、気持ちにも余裕が生まれます。
また、多少分量が前後してしまっても、大きな失敗につながりにくいのも、この割合のいいところ。 きっちり量れなかった日や、少し多め・少なめになってしまった日でも、「まあ大丈夫かな」と思える安心感があります。
だからこそ、特に料理やお菓子作りにまだ慣れていない初心者さんには、いちばん心強い目安になるんですね。 まずはこの60%を基準にして、少しずつ自分なりの感覚をつかんでいけば大丈夫ですよ。
バターと植物性油の違いを知ると“なぜ60%か”が腑に落ちる
「数字はわかったけど、理由も知りたいな…」という方へ。 ここからは、そんな気持ちにそっと寄り添いながらお話ししていきますね。
料理やお菓子作りって、分量を守ることは大事だとわかっていても、「どうしてこの数字なんだろう?」と理由がわからないままだと、少し不安になってしまうことはありませんか?
でも大丈夫です。 バターと植物性油の違いをほんの少し知るだけで、60%という数字がぐっと身近なものに感じられるようになります。
難しい専門知識は必要ありません。 家庭でよく使う食材の特徴を知るだけで、「だから60%なんだ」と自然に腑に落ちてきますよ。 ここを知ると、数字に振り回されることなく、安心して料理に向き合えるようになるはずです。
バターは「脂+水+空気」のかたまり
バターには脂肪分だけでなく、
- 水分
- 空気
も含まれています。
このポイント、実はとても大切なんです。 普段あまり意識することはありませんが、バターはただの「油のかたまり」ではなく、水分と空気を一緒に抱え込んだ、とてもバランスのいい食材なんですね。
この水分があることで、生地の中にほどよい潤いが生まれ、焼き上がったときにパサつきにくくなります。また、空気を含んでいることで、生地が重くなりすぎず、口当たりがやさしく感じられるようになります。
その結果、焼き菓子は ふんわり・しっとりとした仕上がりになるんです。
「バターを使うとおいしくなる」とよく言われるのは、味だけでなく、こうした食感の良さも支えてくれているからなんですよ。
植物性油は「100%脂」
一方、サラダ油や米油などの植物性油は、 ほぼ100%が脂でできています。
ここが、バターとのいちばん大きな違いなんですね。 水分や空気を含んでいない分、見た目の量そのままが脂の量になります。
そのため、バターと同じ感覚で同量を入れてしまうと、 どうしても脂が多くなりすぎてしまいます。
結果として、
- 口に入れたときに重たく感じる
- 油が残るような印象になる
- 「ちょっと食べ疲れるな…」と感じやすくなる
といった仕上がりになりがちなんです。
これは失敗というより、植物性油の性質によるもの。 だからこそ、分量を少し控えめにすることが、やさしい仕上がりにつながるんですよ。
成分の違いを料理に当てはめて考える
ここまで読んで、「なるほど、成分が違うのはわかったけど、実際の料理ではどう考えたらいいの?」と思った方もいるかもしれませんね。 そこで、家庭でよく作るシーンに当てはめて、やさしく整理してみましょう。
- しっとり感が欲しいお菓子 → 分量調整がとても大事クッキーやケーキなどは、食感が仕上がりを左右します。油が多すぎるとベタつきやすく、少なすぎるとパサつきやすいので、バターの代わりに使うときは量を控えめにするのが安心です。
- 風味より手軽さ重視の料理 → 比較的置き換えやすい炒め物や簡単な料理なら、食感よりも手軽さが優先されることも多いですよね。こうした場合は、植物性油への置き換えもしやすく、気負わず使うことができます。
こんなふうに考えていくと、「全部同じに考えなくていいんだな」と気持ちがラクになりませんか?
だからこそ、料理にもお菓子にも幅広く使いやすい60%という数字が、家庭向けの目安としてちょうどよく感じられるんですね。
レシピ別|60%置き換えで失敗しにくい使い方
ここからは、よく作るレシピ別に見ていきましょう。
「理屈はわかったけれど、実際に作るときはどう考えればいいの?」と感じている方も多いかもしれませんね。料理やお菓子作りは、レシピによって仕上がりのポイントが少しずつ違うので、ここがいちばん迷いやすいところでもあります。
そこでこのパートでは、家庭でよく登場するレシピをいくつか取り上げて、「この場合はこう考えると安心ですよ」という目安をお伝えしていきます。細かいテクニックというよりも、失敗しにくい考え方を中心にまとめています。
全部を完璧に覚えなくても大丈夫です。「自分が作りたいものはどれかな?」と、気になるところだけ拾い読みするくらいの気持ちで、ゆっくり見ていってくださいね。
クッキー・マフィン・簡単焼き菓子
普段のおやつ作りなら、バターを植物性油に60%置き換えしても、十分おいしく仕上がります。
特別なイベント用というよりも、「今日のおやつ」「ちょっと甘いものが食べたいな」という気軽な場面にぴったり。バターがなくても作れる、という安心感があるだけで、ぐっとハードルが下がりますよね。
仕上がりの特徴としては、
- サクサク感は少し軽めで、口当たりがやさしい
- しっとり感はしっかり残り、パサつきにくい
といった印象になります。
「いつものバター入りと全く同じ!」というよりは、 軽くて食べやすいおやつになるイメージです。家族で食べるおやつや、子どもと一緒に食べるときにも向いていますよ。
ここでひとつ大切なのが、混ぜすぎないこと。 油を使うと、生地がまとまりやすい分、ついぐるぐる混ぜてしまいがちですが、そこをぐっと我慢して、 「粉っぽさが消えたらストップ」くらいで止めてあげると、失敗しにくくなります。
難しいことは考えず、 「今日は軽めのおやつにしようかな」 そんな気持ちで作ってみてくださいね。
パウンドケーキ・ケーキ類
パウンドケーキやスポンジケーキなどは、ほかのおやつに比べると、少しだけコツがいるジャンルです。
というのも、これらのお菓子は「ふくらみ」や「軽さ」が仕上がりを大きく左右するからなんですね。バターを植物性油に置き換えると、どうしても生地が重くなりやすく、その影響で
- ふくらみが弱くなりやすい
- しっとりはするけれど、少し詰まった感じになりやすい
といった変化が出ることがあります。
そこで意識したいのが、卵の扱い方です。 卵をしっかり混ぜて空気を含ませてあげることで、生地が安定し、焼き上がりもふんわりしやすくなりますよ。
また、「全部を植物性油にしなきゃ」と思わなくても大丈夫です。 一部だけバターを残すことで、コクや香りを補いながら、重くなりすぎるのを防ぐことができます。
初めて置き換えに挑戦する場合は、 「まずは半分くらいから試してみようかな」 くらいの気持ちで始めるのもおすすめです。
少しずつ感覚をつかんでいけば、パウンドケーキやケーキ類でも、無理なく植物性油を取り入れられるようになりますよ。
料理(炒め物・普段使い)
炒め物などの料理なら、 実は同量でも問題ないケースも多いです。
というのも、炒め物はお菓子と違って「ふくらみ」や「軽さ」をそこまで気にしなくていい場面が多いからなんですね。火を通すことが目的なので、油の役割もシンプルで、多少分量が前後しても大きな失敗につながりにくいのが特徴です。
そのため、 「今日はバターの代わりに油でサッと作りたいな」 というときは、あまり神経質にならなくても大丈夫。
ただし、バター特有のコクや香りが欲しいと感じることもありますよね。そんなときは、 仕上げに少量だけバターを足すのがおすすめです。
最初から全部バターを使わなくても、最後にほんの少し加えるだけで、 「ちゃんとバターを使った感じ」が出てくれますよ。
普段使いの料理こそ、 「手軽さ」と「おいしさ」のバランスを大切にして、気楽に置き換えてみてくださいね。
ありがちな失敗例とリカバリー方法
もし失敗してしまっても、大丈夫です。 料理やお菓子作りって、ちょっとした分量の違いや混ぜ方ひとつで、仕上がりが変わってしまうものですよね。「あれ、なんだか思っていた感じと違うかも…」と不安になることもあると思います。
でも安心してください。 ここで紹介するのは、よくある失敗ばかりですし、どれも少しポイントを押さえるだけで、ちゃんとリカバリーできます。
「自分だけ失敗しているのかな?」なんて思わなくて大丈夫。 多くの人が一度は通る道なので、気持ちを楽にして読み進めてくださいね。
ここでは、植物性油に置き換えたときに起こりやすい失敗例と、その対処法を、ひとつずつわかりやすくまとめました。
油っぽい・ベタつく
まず多いのが、「なんだか油っぽいな」「口に油が残る感じがする…」というケースです。
この原因は、ほとんどの場合、油の入れすぎにあります。バターと同じ感覚で植物性油を使ってしまうと、どうしても脂が多くなりすぎてしまうんですね。
特に、しっとりさせたい気持ちが強いと、つい油を足したくなってしまいがちですが、ここはぐっと我慢するのがポイントです。
次に作るときは、
- 分量をしっかり60%にする
- 生地を混ぜすぎないよう意識する
この2つを思い出してみてください。
油を使った生地は、思っている以上に早くまとまります。混ぜすぎると余分な油がなじんでしまい、ベタつきやすくなることも。
「ちょっと軽めかな?」くらいで止めてあげると、仕上がりはぐっと食べやすくなりますよ。
重い・ふくらまない
「なんだかずっしりしている」「思ったよりふくらまなかったかも…」 そんなときは、がっかりしてしまいますよね。
この原因として多いのが、
- 油が少し多めになっている
- 生地の中にうまく空気を含ませられていない
という2つです。
植物性油は生地をまとめやすい反面、バターのように自然に空気を抱え込んでくれるわけではありません。そのため、意識しないと、生地が少し重たくなりやすいんですね。
こんなときは、卵をしっかり混ぜるのがいちばんのポイントです。 白っぽくなるまで混ぜる必要はありませんが、「卵がしっかりなじんだな」と感じるくらいまで混ぜてあげると、空気が入りやすくなります。
次に作るときは、 「卵で空気を補ってあげよう」 そんな意識を少し持つだけでも、仕上がりが変わってきますよ。
味が物足りない
見た目や食感は悪くないのに、 「なんだか味がぼんやりしているな…」 と感じることもありますよね。
これは、バター特有のコクや香りが控えめになることで起こりやすい変化です。失敗ではないのですが、少し物足りなく感じてしまうこともあります。
そんなときは、
- 砂糖をほんの少しだけ増やす
- バニラエッセンスを使って香りを足す
といった工夫がおすすめです。
どちらも入れすぎる必要はありません。 「ちょっと足す」くらいで、味の印象がぐっとはっきりしてきます。
無理に元の味に近づけようとしなくても大丈夫。 少し調整するだけで、「これはこれでおいしい」と感じられる仕上がりになりますよ。
植物性油の種類別|どれを選ぶ?
植物性油とひと口に言っても、実はいろいろな種類がありますよね。 普段なんとなく使っている油でも、種類が違うだけで、仕上がりの印象が少し変わることがあります。
油の種類によって、
- 口当たりの軽さ
- 後味のすっきり感
- 香りの出方
などが変わるため、「どれを選ぶか」は意外と大切なポイントなんです。
とはいえ、難しく考える必要はありません。 ここでは、家庭でよく使われる植物性油を中心に、 「迷ったらこれ」「こんなときにおすすめ」 といった目安を、やさしく紹介していきますね。
サラダ油(迷ったらこれ)
クセがなく、どんなレシピにも使いやすい万能タイプです。 香りや味に主張が少ないので、バターの代わりとして使っても、仕上がりのイメージが大きく変わりにくいのが特徴。
そのため、 「初めて植物性油で代用する」 「失敗したくない」 という方には、いちばん安心して使える油だと思います。
特にお菓子作りでは、素材の甘さや風味を邪魔しにくいので、クッキーやマフィンなどの普段のおやつにもぴったり。 迷ったときは、まずサラダ油を選んでおけば大きな失敗はしにくいですよ。
米油・菜種油(ワンランク上)
- 軽い口当たり
- 油臭さが出にくい
といった特徴があり、仕上がりがよりすっきりしやすい油です。
サラダ油に比べてクセがさらに少ないと感じる方も多く、 「油っぽさが気になるのはちょっと苦手…」 という場合には、こちらを選ぶのもおすすめです。
焼き菓子に使うと、後味が軽くなりやすく、 「ついもう一つ食べたくなる」 そんな仕上がりになることもありますよ。
オリーブオイル・その他の油
オリーブオイルなどは風味がしっかりしているため、 お菓子作りにはあまり向かないこともあります。
ただし、すべてがNGというわけではありません。 料理や、オリーブオイルの香りを活かしたレシピであれば、 とても相性よく使えます。
「お菓子には控えめ、料理では積極的に」 このくらいの使い分けを意識すると、失敗しにくくなりますよ。
健康・節約・家庭目線で見る置き換えのメリット
置き換えには、実はうれしい面もたくさんあります。
「代用」と聞くと、どこか妥協しているようなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、植物性油への置き換えは、決してマイナスなことばかりではありません。 むしろ、日々の暮らしの中では「助かるな」「これは続けやすいな」と感じるポイントも多いんです。
ここでは、健康面・節約面・家庭での使いやすさという視点から、バターを植物性油に置き換えることで感じやすいメリットを、ひとつずつ見ていきますね。
カロリー・脂質はどう変わる?
「油に置き換えるなら、カロリーは増えちゃうのかな?」と気になる方も多いですよね。
正直に言うと、カロリーが劇的に減るわけではありません。ただ、ここで大きいのは、使いすぎを防げるという点です。
バターをそのまま使うよりも、分量を意識して植物性油に置き換えることで、「ちょっと入れすぎてたかも」ということに気づきやすくなります。 その結果、自然と油脂の量を見直すいいきっかけになるんですね。
毎日きっちり管理する必要はありませんが、 「今日は少し控えめにしようかな」 そんな小さな意識が持てるだけでも、十分意味がありますよ。
バター高騰・ストック問題の解決
最近は、バターの価格が上がっていて、 「気軽に使いにくくなったな…」と感じることもありますよね。
その点、植物性油なら
- 常温保存できる
- 買い忘れにくい
- ストックしやすい
といったメリットがあります。
冷蔵庫のスペースを気にしなくていいのも、地味ですが助かるポイント。 忙しい毎日の中で、「あるもので対応できる」という安心感は大きいですよね。
子ども向け・普段使いでも安心?
植物性油に置き換えると、全体的にやさしい味になりやすいのも特徴です。
バターのコクが前に出すぎない分、 普段のおやつや家庭用のお菓子としては、ちょうどいいと感じる方も多いですよ。
「特別な日のお菓子」と「いつものおやつ」を分けて考えると、 無理なく、気負わず続けられます。
毎回完璧を目指さなくても大丈夫。 家族が笑顔で食べてくれることをいちばんに考えて、 自分のペースで取り入れていけるのが、いちばんですよね。
Q&A|疑問を一気に解消
マーガリンではダメ?
「マーガリンなら家にあるけど、これじゃダメかな?」と迷う方も多いですよね。 結論から言うと、マーガリンでも代用は可能です。
マーガリンはバターに近い性質を持っていますが、実は商品によって中身がかなり違います。植物性油が主原料のものもあれば、風味づけの仕方が異なるものもあり、 「同じマーガリンでも仕上がりに差が出やすい」 という点は知っておきたいポイントです。
そのため、初めて使う場合は、いきなり大量に使うよりも、少量から試してみるのがおすすめ。 分量の目安としては、同量〜少し減らすくらいが無難です。
もし「油っぽくなりそうだな」と感じたら、ほんの少し減らしてみるだけでも、口当たりが軽くなりますよ。
迷ったときは、 「まずは控えめ」 この気持ちで使ってみてくださいね。
60%は絶対?少しズレても大丈夫?
「きっちり60%じゃないとダメなのかな?」と不安になりますよね。
結論から言うと、多少前後しても大丈夫です。 毎回きっちり量れなくても、家庭料理やおやつ作りなら大きな失敗につながることはほとんどありません。
60%という数字は、「このくらいを目安にすると失敗しにくいですよ」という安心ラインのようなもの。 少し多くなってしまった日や、逆に控えめになった日があっても、気にしすぎなくて大丈夫です。
特に初心者さんは、 「まず60%を基準に考える」 これだけ意識しておけばOK。
慣れてくると、「今日は軽めにしたいな」「このレシピなら少し多めでもいけそう」など、自分なりの感覚も自然と身についてきますよ。
風味を残したい場合はどうする?
「やっぱり、あのバターの香りが好きなんです…」 そんなふうに感じる方も多いですよね。無理に全部を植物性油に置き換えなくても大丈夫です。
風味を残したい場合は、
- 一部だけバターを使う
- 仕上げに少量だけ加える
この2つの方法がおすすめです。
たとえば、レシピにバター100gと書いてある場合、 60gを植物性油にして、残りの40gだけバターを使う、といったやり方でもOK。 これだけで、コクや香りがぐっと残り、満足感が変わってきます。
また、炒め物や焼き菓子なら、最後にほんの少しバターを加えるだけでも、 「ちゃんとバターを使った感じ」が出てくれますよ。
無理に我慢する必要はありません。 減らしつつ、楽しむ。 このくらいの気持ちで取り入れると、気負わず続けられます。
この方法なら、 手軽さとおいしさ、どちらも大切にできる、まさに“いいとこ取り”ですね。
まとめ|迷ったら「60%」でまずはOK
バターがなくても、慌てなくて大丈夫です。
「せっかく作ろうと思ったのに…」と気持ちを切り替える必要はありません。家にある植物性油を上手に使えば、無理せず、ちゃんとおいしく仕上げることができますよ。
今回のポイントを、あらためてまとめてみましょう。
- バター → 植物性油は60%を目安にする
- 同量で置き換えると失敗しやすい
- 家庭用なら、十分おいしく作れる
この3つを覚えておくだけで、 料理もおやつ作りも、ぐっと気楽になります。
完璧な分量や仕上がりを目指さなくても大丈夫。 「今日はこれでいいかな」 そんな気持ちで作ったものが、意外と家族に好評だったりするものです。
バターがない日も、ぜひこの60%ルールを思い出して、肩の力を抜いて試してみてくださいね。

